THE シリーズ Ⅰ / 足場作業員(鳶工)道具

このコーナーを利用して、「THE シリーズ」を始めさせて頂くことになりました。そのⅠとして選んだのが、『足場作業員(鳶工)道具』です。普段は何気なく見ている作業員の方の腰道具。その代表的な物をご紹介し、その仕事内容を垣間見ることにしましょう。その初回は右の写真のものです。これは「(両口)ラジェットレンチ」です。先のとがった方が(しの)と呼ばれる工具を併用する形のものを使います。そこから作業員の方は、「しの」とか「ガチャ」とかの呼び方が一般的です。(これはあくまで関西方面での話です。他方面で、違う呼称があれば、是非教えてやって下さい。)丸く見える方がラジェットレンチの部分で、クランプのボルト締めに使う17mmと支保工材等で使う21mmの両口タイプが一般的です。とがった方の(しの)の部分は、色んな物を結束するのに使う番線(細い鉄線)を締めこむ時に使います。その他、隙間を抉ったり、ハンマー代わりに使ったり(お奨めはしませんが)と何役もこなしてくれるので、ボルト締めにはインパクトドライバーを使うことが殆どになった今も、誰もが腰に下げている道具と言えます。