<ホーチミン市>区ごとの特色と成長度合いまとめ

298月

<ホーチミン市>区ごとの特色と成長度合いまとめ

ホーチミン市の経済成長は世界中から注目され、。
あらゆる業種の大中小企業が進出をし、市場競争が激化しています。
ホーチミン市へ進出する企業のために区ごとの特色を注目の区ごとに紹介していきます。


ホーチミン市の区分け

ホーチミン市はベトナムの最大都市です。
ベトナムの南北戦争で制圧されたものの、
首都ハノイを凌ぐ約815万人の人口をもつ人口過密都市です。
ホーチミンは5の県と19の区に分けられ、それぞれの区ごとに行政も分かれています。
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全ての中心地1区

オフィス街、飲食店街、飲屋街など通りごとに特色が強い区です。
大学付近では学生向けの飲食店が軒を連ねています。
オフィス街ではレストラン、カフェ、役所など全てが徒歩圏内で解決する好立地も存在します。
飲屋街ではラウンジやクラブなどと目的と時間によって違う景色を見ることができます。
特に日本人街のレタントン通りやゴーバンナム通りは連日連夜賑わっている名所です。
ただ、戦争直後から区画整備がなされておらず、タクシーで回れる範囲が狭いという難点もあります。
そんな場所には家賃の安い(250〜500USD前後)アパートが密集していたりもしますので、住む予定のある方は調査して見る価値があります。

インターナショナルスクールもある2区

西洋系の方々が多く住んでいる2区。
有名なのはタオディエン地区でしょうか。
ホーチミン初のメトロ開通予定の地区ですので沿線には高層マンションがそびえ立ちます。
また、1区に車で15分程度で移動できるため一軒家を所有する方にはもってこいの立地です。
川に近く水はけも悪いため豪雨時には床下まで水が溜まり、
バイクや車はそれをかき分けながら走ることを余儀なくされます。
1区へのアクセスとメトロを利用される方は是非一度視察することをオススメします。
2区のデメリットといえば雨に弱いことです。

新興開発地7区

もともと湿地帯で建物がほとんどなかったという理由などもあり、
ものすごい勢いで広い道路、マンション群が整備されました。
数年で開発されたこともあり、
比較的築年数にばらつきがないというのが7区のマンション群の特徴です。
大型ショッピングモールやレストラン、ホテル、学校など区内で全てが完結します。
韓国資本の流入が多く見られ、国際色豊かかつ利便性の高い優良区でもあります。
デメリットは1区との間に4区を挟んでいるためアクセスに多少時間がかかることでしょうか。
区内で完結できるので1区へ行く機会が少し減るかもしれません。
もちろん日系企業も多く進出しています。

ホーチミン市在住者から見る区の発展度合い

区ごとに競争をしているのではないかと思われるほど特色があるホーチミン市。
9区の新空港計画にあっけにとられている間に7区が。
7区の新興都市に夢中になっている間に1区が。
1区の日本人街になれたかと思うと2区にマンションとカフェが。
と各区の成長に目が離せない状況です。
飲食業、サービス、建設、などどの業種でも進出機会がそれぞれの区にあります。
大規模人口移動の様子をライブで見られるホーチミン市は
これまでと同じく期待通りの成長と変化、チャンスを見つけられることは間違いありません。
今後もベトナム最大の都市ホーチミン市の変化を見守っていきます。

PS.ホーチミン市についてのお問い合わせはメニューのお問い合わせ欄からお願いいたします。

おわり