ベトナムへの渡航について
コロナウィルスの感染拡大が始まってはや9ヶ月。
日越間の渡航も未だなお制限がかかっております。
今日現時点での最新情報をまとめておきます。
今回は、日本人がベトナムへ行く場合です。
渡航のハードル1、航空券がない
現時点でもベトナムへの渡航が政府間でコントロールされており、
ベトナムエアライン、全日空、ベトジェットエアなど、
航空会社は運休を発表しています。*運休情報は変更になることがあります。
大手航空券予約サイトも販売を取りやめている状況です。
ベトナム航空も関西の発着便が2月26日まで運休となっており、
それ以降も先行き不透明な状況が続いています。
ANAもコードシェア便ともに運行をしていない状況です。
一時は航空券の予約ができた状況もありましたが、
運休により払い戻しや変更などの措置が取られたものと思われます。
ということで渡航方法についてはベトナム大使館経由の申請による物しか不可能となっています。
渡航のハードル2必要資料が多すぎる
現在ベトナム政府は、ビジネス目的の日本人に対して、
入国まえの追加手続きを行うことを課しています。
これでかなりの日本人が篩にかけられているようです。
ベトナム政府発表の必要資料は以下の通りです。
(*在ベトナム日本国大使館のウェブサイトから抜粋)
聞くところによると、「ア」の部分がかなり厄介らしいです。
事前申請は現地からの招聘が必要で14日間の隔離期間中の行動は基本的にNG。
「カ」に関しては、「所定の回数のPCR検査」となっており、
日本政府発表の情報との共通点である、情報の曖昧さ(運用状況が不安定)であることがわかります。
いつものベトナムからの情報では「○○が必要です」などとはっきりと書かれているのに、
コロナに関してはまだまだマニュアルが確定していないと見られます。
最近の情報としても、現地企業での書類の手配(そのほかの方法もあるが現実的でない)
が必要など、単身のビジネスマンには厳しい条件となっています。
渡航のハードル3日本へ帰国後の隔離期間が長い
現地到着後も隔離、日本へ帰国後も隔離と、
最大で28日間の隔離が必要となります。*2020/12/21時点
28日間もリモートではYoutuberもネタに困ります。
1ヶ月以上の現地滞在予定でも、渡航期間中の50%が隔離とは、
全くコストパフォーマンスが合いません。
渡航再開までに、、、。
気になる渡航再開は日本、ベトナム双方で未定となっており、
ベトナム滞在中の日本人、
日本滞在中のベトナム人、
両者の帰国が優先されるということであれば、
一般のビジネスピープルの渡航ははるか彼方先。
となるでしょう。
いずれにしろ、感染拡大の状況下でできることといえば
渡航再開がされた後の段取りをひたすらするしかありません。
万全の状態でベトナム航空の吉報を待ち次第です。
(海外事業担当より)