ベトナムからの助っ人の技術向上

054月

ベトナムからの助っ人の技術向上

お久しぶりです。

Ryoです。

先日、現場へ職人と実習生の状況を確認を兼ねて視察へ同行しました。

今回のブログは、その様子とベトナムからの実習生が玉掛けの技能講習を受講することとなりましたので

実習生が受講する際の流れと、玉掛けの技能講習についてまとめています。

外国人技能実習生も玉掛け技能講習を受講

現場での玉掛け

原田工業の職人が入る現場の多くは玉掛けが日常的に行われています。

その中でも、ベトナムからの助っ人実習生が玉掛けをできると

かなりの業務効率アップにつながります。

また、咄嗟の日本人の指示にもその知識をもとに

自分から行動できる実習生が増えるようです。

技能検定試験にも役立つ

技能実習生が受験する、

「基礎級技能検定学科試験」

「随時3級技能検定学科試験」

「随時2級技能検定学科試験」

では、玉掛けに関する問題や、重量物運搬に関する問題が出題される傾向にあります。

その試験の対策としても技能講習の内容は十分に生きる内容と言えますので、

一石3鳥以上の価値があることはいうまでもありません。

実習生も日本人と同じ講習内容

講習内容は日本人もベトナム人技能実習生も

同じ内容で受講します。

ただし、日本語が完璧に伝わる実習生でないと

通訳の同伴が求められます。

通訳は講習実施機関が用意してくれることもありますが、

ない場合には監理団体に相談して確保することなどで対応できます。

講習日数

労働安全衛生法で定められている通りの講習が行われ、

3日間の受講が必要となります。

初めの2日は資料をもとにした講習、

最後の1日は学科試験と実技を伴う講習が行われ、

現場で作業ができる服装での参加が必要となります。

講習内容

講習内容はどこで受講してもほとんど同じで、

調べれば簡単にわかりますが、ざっくりと紹介します。

(例)

1日目玉掛け一般的方法・力学・クレーンの知識・法令
2日目玉掛け方法
3日目実技・学科試験

玉掛けの現場からの報告

ベトナム人スタッフが活躍する現場へ視察をしてきました。

4年目のチュンとリーが玉掛けをしている現場です。

現場作業素人の私に、

「上に上がりますか?」と質問してくるなど

現場でも愛嬌たっぷりの会話をしてくれます。

コロナの時期は現場でもマスク着用が必須で、

作業がしづらい環境ですが、

呼吸のしやすいマスクを調達するなど

会社をあげて作業員の効率化のために工夫して取り組んでいます。

2021年も3分の1が終わり、

順調に安全な現場作業を続けられていることに胸を張って

残り3分の2もこれまで通り仲間のために、関連企業様のために、

現場を納めていきます。

 

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