資材のメンテナンス
季節の変わり目で、寒暖差が激しく体調管理が難しい今日この頃。
今回は倉庫の材料メンテについて紹介したいと思います。
倉庫内でのメンテ
弊社倉庫では各種材料を返却後に一斉整備を行っております。
数量の確認はもちろん、歪みやケレンが必要なものなど
一つ一つの価値を落とさないよう、丁寧に確認作業をしております。
資材管理責任者の指示の下、毎日の作業工程を管理しています。
資材管理責任者
弊社の材料は弱冠二十二歳の撫養君が管理をしています。
すでに弊社での職歴は5年オーバーで倉庫のみならず、配送や現場、会社内のありとあらゆる仕事をこなします。
時々海外出張にも同行するなどなんでもできるスタッフ。最近髪染めました←
資材メンテについて
弊社では一貫して全ての金属製資材に「錆止め」を塗って保管しています。
これは、現場の見栄え(劣化している材料が無いか安全確認にもなる)や、
作業効率(サビで取り扱いできない材料、取り替えの手間削減)にも繋がります。
材料の返納から1週間もかからないうちにほぼ全ての材料のメンテが完了し、
次回の出庫に待機できる状態にしています。
メンテの手順
資材管理担当者が入出庫、メンテのスケジュールを調整、
スケジュールに基づいて各スタッフがメンテの準備をします。
効率の良い配置にした後には、サンダーやブラシを使ったケレンをするとともに、
目視で歪みや大きな損傷がないかを確認して、
問題のある材料は社内で再利用したりするために別ヤードへ移動します。
ケレンが一通り終わると錆止めを塗っていきます。が、
しっかりケレンをしておかないと2年もしないうちにサビが浮いてきて、
出庫前に再度メンテ、、、、ということになってしまいます。
メンテの道具
基本的にサンダーの金ブラシ、普通の金ブラシ、
必要に応じてハンマーなどを使います。
サンダーのブラシは消費量が多いですが、
材料が錆で使いにくくなることを思えば安いものです。
まとめ
倉庫での材料管理は会社の資産管理にも繋がります。
特殊工が多い原田工業ですが、細かい部分で必要になる材料のメンテなど、
小さなところにまで気を配り施工を心がけています。
何よりも現場の職人が気持ちよく施工できるよう
裏方作業はとても大事です。